JOC中学京都選抜チーム来校

写真が似たようなものばかりですみません・・・

 

今日は中学京都選抜チームが練習に来校されました。

選抜チームは12名が選ばれていますが、今週末に開催されるヤングバレー全国大会に出場する選手3名は各チームの練習を優先しているため、今回は9名での来校でした。

 

今年のチームは身長185センチ前後の選手が2名いて、それ以外は170センチ台の身長であまり大きくはありません。

しかし全中に出場したり、小学校バレーの経験がある選手が多く、技術的にはなかなかみどころの多い選手がたくさん

                              います。

 

 また、今年のスタッフの先生は若いながらも全国大会を経験されている指導力のある先生方です。今、中学生が持ってる力をどんな形で、どう組み合わせれば最高の結果につながるか、よ~く考えてチームを作ろうとしています。そういう点からも非常に夢のある、楽しみなチームだと感じました。

 

練習は午前中はレシーブ練習をしっかりとやりました。最初はレセプション練習です。レシーブのシフトを確認した後に、1人ずつのエリアを意識できるようにして上で、サーブを打ち分けました。連係練習に進む前に各個人がまかされたエリアをキャッチできなければ、次へは進めないためです。

レシーブ練習は動きとフォーム、上げるボールの場所・角度・高さにもこだわって練習しました。もちろん正面のボールは上げなければいけませんが、相手はレシーバーを外して攻撃してきます。そこへ動いてレシーブできなければ実戦で技術は生きませんのでそのことを意識しました。コーチと一緒にたっぷり1時間近くボールを打ちました。

 

午後はスパイク練習からゲームです。スパイクは高さの違うトスを打ち分けて、それぞれのスイングとタイミングの違いを意識してもらいました。ハイセットを打つときと、セカンドテンポ、ファーストテンポを打つときではジャンプとのタイミングもスイングの形も使い分けていかなければいけません。

そして、ハイセットのスパイク練習を高校生のブロック・レシーブをつけておこないました。ゲームを勝っていくには最後はハイセットがどれだけ決まるかにかかっています。そしてブロックとのかけひきがその成否のカギを握っています。そのあたりの練習を練習のポイントとしました。

 

最後に4セットほどゲームをしましたが、午前中にやったレセプション練習の成果を確かめるために、フローターサーブはしっかりとエリアを狙い、ハイセットにはしっかりとブロックにつくように高校生には指示をしました。

その点について中学生はなかなかしっかりとプレーできていました。

ゲームはさすがに今の時点では高校生には勝てませんが、レシーブの粘りも含めて、今日の練習の成果は十分に見ることができましたので、中学生にとっては大いに収穫のあったゲームだったと思います。

 

選抜チームの活動はまだまだ始まったばかりです。チーム作りの道筋をしっかり見すえて、成長していってほしいと思います。

最後の集合の時に私はこう話しました。「”いいチーム=勝てるチーム”とは限らない。みんなはいいチームになっていくと思うけど、最後に勝てるチームにもなっていってください!」

12月まで、私たちも中学生のチャレンジを応援していきたいと思います!