全日本選手権京都府予選

 

全日本選手権の京都予選が終わりました。インターハイ予選で敗れた相手にリベンジを果たすことはできませんでした。

 

 夏のあの敗戦から5ヶ月間、選手は屈辱にまみれる中を一歩一歩進んできました。葛藤がうずまきながらも、紆余曲折を経て最後にしっかりと戦いきった姿は、生徒の人間的な成長としては見事でした。しかしながら勝負の世界は結果が大きくものを言い「勝てば官軍」という言葉を思い出させることも多いのが現実です。人間的な成長としては立派な道のりでしたが、卒業後はそれに結果がともなうことが大切、だという社会で生きていくことになります。

 

 人間としての成長はここで終わりでもなんでもありません。成長のプロセスの大いなる一歩として生かし、さらに人生の歩みを進めていってほしいと思います。この風景をこれからの努力の原点とできるように・・・。

 

 選手は連日、多くの保護者さんや家族、友人、卒業生、卒業生のご家族の皆さんの盛大な応援の中でプレーをさせていただくことができました。私ども指導者としても本当にありがたく、選手たちは本当に幸せだな、と思いました。大切な自分の時間を私どもの応援に費やしてくださった尊さに心から感謝し、でも、そのお気持ちに結果でお応えできなかったことに心の底からお詫びしつつ、たくさんの応援をいただいたことにお礼申し上げます。本当にありがとうございました!