インターハイ府予選

長年チームを見守っていると、「勝負には実力と運が必要」だと感じることがよくあります。

どんなに力があっても、運に恵まれずに結果が残せないこともありますし、あまり力がないと思っても不思議と勝てるときもあります。

運を身につけることができると考える人もいますが、いや、それは自分では左右できないと考える人もいます。

どちらも正しく感じられる二律背反の問題については、「何が正しいか」ではなく「何を信じるか」が大切だと、偉大な哲学者のカントは言葉を残しています。

ひたむきに実力を身につけていくために何ができるか、そして運すらも味方につけるためには何ができるか、このことを考え抜いていきたいと思います。

敗北は負けて終わるから敗北なのであって、最後に勝って終われば成長の糧にしかすぎません。苦難は成長の糧であり「逆境もその人に与えられた尊い試練であり、この境涯にきたえられてきた人はまことに強靭である」というパナソニックの創業者・松下幸之助さんの言葉です。さて、どんな成長をそれぞれが遂げていくのか、むしろ楽しみにして、次の目標に向かっていきます!